子どものためのSDGs教室

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未来のために、いま子どもたちに伝えるべきこと

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次代の愛媛を担う子どもたちに、いま世界がどのような問題に直面しているのかを知ってもらい、これからの社会を持続可能でより良いものにするためにはどうすれば良いのかを、愛媛大学SDGs推進室の多彩な講師陣が、SDGs(持続可能な開発目標)17のゴールを達成するために今できる事やすべき事を、子どもと同じ目線で分かりやすく伝えます。

愛媛・子どもスポーツ推進協議会 国立大学法人 愛媛大学

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令和5年度プログラム

※プログラムの内容は、都合により変更になる場合があります。

4月・5月のテーマ

SDGsの15年 これまでの7年間とこれからの7年間
貧困をなくそう 飢餓をゼロに すべての人に健康と福祉を 質の高い教育をみんなに ジェンダー平等を実現しよう 安全な水とトイレを世界中に エネルギーをみんなにそしてクリーンに 働きがいも経済成長も 産業と技術革命の基盤をつくろう 人や国の不平等をなくそう 住み続けられるまちづくりを つくる責任つかう責任 気候変動に具体的な対策を 海の豊かさを守ろう 陸の豊かさも守ろう 平和と公正をすべての人に パートナーシップで目標を達成しよう
1
4月【SDGsの15年 今年で半分過ぎました!】

2016年に始まった国連SDGs。今年で8年目の中間年をむかえました。これまでの7年間で世界のSDGsはどれだけ改善されているでしょう?そしてこれからの残り7年間で、私たちは何をするべきでしょう?SDGsのこれまでを振り返り、皆さんといっしょに2030年をめざして何をしなければならないのかについていっしょに考えます!

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4月のオンライン講座を視聴する

2
5月【SDGsの15年 これからの半分とその先の未来を描こう!】

2016年に始まった国連SDGs。今年で8年目の中間年をむかえました。これまでの7年間で世界のSDGsはどれだけ改善されているでしょう?そしてこれからの残り7年間で、私たちは何をするべきでしょう?SDGsのこれまでを振り返り、皆さんといっしょに2030年をめざして何をしなければならないのかについていっしょに考えます!

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5月のオンライン講座を視聴する

こばやし おさむ先生
こばやし おさむ先生

小林 修(1967年/千葉県生まれ)

1997年09月
愛媛大学農学部附属演習林・助手として着任
2005年03月
愛媛大学農学部森林教育・助教(特任講師)
2009年04月
愛媛大学国際連携推進機構アジア・アフリカ交流センター・助教(特任講師)
2009年07月
愛媛大学国際連携推進機構アジア・アフリカ交流センター・准教授
2019年04月
愛媛大学国際連携推進機構アジア・アフリカ交流センター・センター長
2020年10月
愛媛大学SDGs推進室・副室長

6月・7月のテーマ

使用済み天ぷら油でつくる持続可能で環境にやさしいモノと社会。
産業と技術革命の基盤をつくろう つくる責任つかう責任 気候変動に具体的な対策を 陸の豊かさも守ろう
3
6月【使用済み天ぷら油でつくる持続可能な燃料とその利用法】

ご家庭で使用済みとなった天ぷら油(廃食油)は、そのほとんどがごみとして捨てられていますが、そうした廃食油を回収して様々な方法で精製することで、車や飛行機、ボイラー等の燃料に使うことができます。また最近ではそうした燃料が二酸化炭素の排出抑制に役立つ“持続可能な燃料”として注目されています。愛媛県における廃食油の回収がどのように行われ、それを原料とした燃料がどのように使われているか紹介します。大学教員が開発した廃食油をそのまま入れて走ることができる車も登場します!

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6月のオンライン講座を視聴する

4
7月【使用済み天ぷら油でつくる環境にやさしいチェンソーオイル】

前回は、使用済みの天ぷら油(廃食油)が“持続可能な燃料”になることを学びましたが、今回は燃料以外にも、“環境にやさしいチェンソーオイル”となることを紹介します。現在、樹木の剪定や林業で使われているチェンソーオイルのほとんどは、石油から作られたものです。一方、石油から作られたチェンソーオイルは、環境中で分解されにくく、土壌や水質に悪影響を与える可能性があります。そこで大学教員と地域の企業が協力して、廃食油を原料とした生分解性のチェンソーオイルを開発しました。それでは、その性能をみてみましょう!

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7月のオンライン講座を視聴する

たかはし しん先生
たかはし しん先生

髙橋 真(1971年/宮城県生まれ)

2000年
愛媛大学大学院連合農学研究科博士課程修了(博士[農学])
2000年
日本学術振興会・特別研究員PD(愛媛大学)
2002年
(独)国立環境研究所・研究員
2005年
愛媛大学沿岸環境科学研究センター・准教授
2012年
愛媛大学農学部・准教授
2018年
愛媛大学大学院農学研究科・教授、附属環境先端技術センター・副センター長兼任
2019年
愛媛大学SDGs推進室員

8月・9月のテーマ

子どもも社会のメンバーです。
質の高い教育をみんなに パートナーシップで目標を達成しよう
5
8月【子どもは何を学ぶ】

子どものころにしっかりと学ぶことが大事だということは、大人も子どももなんとなくそうだと思っているのではないでしょうか。しかし、持続可能な社会の発展のために必要な子どもの学びってどんなものだろうということについては人によって考えが違うかもしれませんし、そもそも考えたことがない人のほうが多いかもしれません。大人たちはどんな学力がこれから必要か考えてきました。今回はいまどんな学びがSDGs達成のために必要だと考えられているのか説明をします。それをもとに、「子どもはどんなことを学ぶといいのか、子ども自身が考える」ということをテーマにして考えていきたいと思っています。

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8月のオンライン講座を視聴する

6
9月【子どもといっしょにつくる社会】

子どもは選挙にいくことができません。子どもは会社とかで働きませんから給料もありませんし、税金も払いません。子どもだけで高い買い物をすることもできません。タバコも吸えませんし、お酒も飲めません。いろいろなことを決める時に、大人と一緒に相談しないといけません。子どもと大人にはこれだけたくさんの違いがあります。それでも、大人と同じように、子どもも社会の一員です。実はかなり昔から、「自分の考えを大人たちと一緒に伝えたり、社会がいい方向に変わっていくために働きかけることができるようにしましょうね」ということを世界中の大人たちが考えてきました。この回では子どもが社会に参加することをテーマに考えていきましょう。

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9月のオンライン講座を視聴する

とみだ えいじ先生
とみだ えいじ先生

富田英司(1975年/香川県生まれ)

2006年
九州大学大学院人間環境学研究院・助手
2007年
九州大学大学院人間環境学研究院・助教
2008年
愛媛大学教育学部・講師
2011年
愛媛大学教育学部・准教授(現在に至る)

10月のテーマ

みんな違うということが力になる!個性を活かしてSDGsを達成しよう!
貧困をなくそう すべての人に健康と福祉を 質の高い教育をみんなに 安全な水とトイレを世界中に 働きがいも経済成長も 人や国の不平等をなくそう 住み続けられるまちづくりを パートナーシップで目標を達成しよう
7
10月【みんな違うということが力になる!個性を活かしてSDGsを達成しよう!】

SDGsでは、ゴールの目指すために「誰一人取り残さない」という大切な目標としています。誰もが、自分の個性をいかして自分らしく、生活することができて、学校に通うことができて、仕事をすることのできる社会は、多くの楽しみと希望を私たちにもたらしてくれるでしょう。そしてこれから私たちの社会に起こる様々な変化に対して、より強い社会をつくり出すことができます。このような社会を実現するには、いろいろな個性を持ち合わせた人と積極的に会い、理解して、お互いを認め合うことが大切です。みなさんといっしょに豊かな個性を持つ人たちに会いに行きましょう!

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10月のオンライン講座を視聴する

こばやし おさむ先生
こばやし おさむ先生

小林 修(1967年/千葉県生まれ)

1997年09月
愛媛大学農学部附属演習林・助手として着任
2005年03月
愛媛大学農学部森林教育・助教(特任講師)
2009年04月
愛媛大学国際連携推進機構アジア・アフリカ交流センター・助教(特任講師)
2009年07月
愛媛大学国際連携推進機構アジア・アフリカ交流センター・准教授
2019年04月
愛媛大学国際連携推進機構アジア・アフリカ交流センター・センター長
2020年10月
愛媛大学SDGs推進室・副室長

11月・12月のテーマ

持続可能な未来のために行動しよう‼
住み続けられるまちづくりを つくる責任つかう責任 パートナーシップで目標を達成しよう
8
11月【おもいやり消費=未来への投票】

日本では多くの食料やモノが海外で作られています。そのため、誰が作ったモノか?どこで取れたモノか?どうやって運ばれてきたモノか?を考えて商品を選ぶことが大切です。私たちは一人一人が消費者です。消費者が地球のため、未来のためにおもいやりを持った消費を行うことで、持続可能な未来へ投票したことになります。愛媛県では、このことを「おもいやり消費」といいます。人や社会へのおもいやり、環境へのおもいやり、地域へのおもいやりの買い物にはどんなものがあるでしょうか?一緒に見てみましょう。

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11月のオンライン講座を視聴する

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12月【SDGsクリスマスマーケットへようこそ!】

商売の世界では、「売り手よし、買い手よし、世間よし」の「三方(さんぽう)よし」という言葉があります。商売によって売る側の人と買う側の人が満足するだけでなく、社会までも良くしていこうという考え方です。このような商売が本当にできるのか、SDGsクリスマスマーケットを開催して試してみましょう。当日は「おもいやり消費」を意識した商品を小学生、中学生、高校生が販売します。実際に商品を手に取って、売り手の人との会話を通して、SDGsや「おもいやり消費」について考えてみましょう

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12月のオンライン講座を視聴する

たけした ひろこ先生
たけした ひろこ先生

竹下 浩子(1974年/長崎県生まれ)

2013年
愛媛大学教育学部准教授に就任(現在に至る)
2020年
愛媛大学SDGs推進室室員(現在に至る)

令和6年1月のテーマ

子どもと大人で地域をつくる
質の高い教育をみんなに パートナーシップで目標を達成しよう
10
1月【子どもと大人がコラボする方法】

「子どもと大人が一緒に社会を作るのにはどうしたら良いのか?」前回9月の授業では子どもと一緒に作る社会についてお話をしましたが、子どもも社会のメンバーとして地域社会作りに参加することはできます。ただそのためには、子どもの意見を引き出すための大人の様々な工夫が必要となってきます。今回はその具体例として愛媛大学で行われている放課後SDGs教室と放課後SDGsワークショップの活動を紹介していきます。小中学校の児童生徒と大学教職員およびボランティアや学生である大人が、どのように協力して持続可能な社会の実現に取り組んでいるかを紹介していきます。

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1月のオンライン講座を視聴する

とみだ えいじ先生
とみだ えいじ先生

富田英司(1975年/香川県生まれ)

2006年
九州大学大学院人間環境学研究院・助手
2007年
九州大学大学院人間環境学研究院・助教
2008年
愛媛大学教育学部・講師
2011年
愛媛大学教育学部・准教授(現在に至る)

2月・3月のテーマ

海からの恵みが私たちの食卓に届くまで
飢餓をゼロに 働きがいも経済成長も 産業と技術革命の基盤をつくろう つくる責任つかう責任 海の豊かさを守ろう
11
2月【水産物はどうやって食卓に届いている?】

私たちはスーパーマーケットに行けば、どのような食べ物でも簡単に購入することができます。美味しい魚介類が私たちの食卓に届いているのは、その美味しい状態を維持するために生産者から流通関係者、そして販売担当者によるたくさんの努力があるからです。簡単に流れを書けば、漁業者→市場・流通関係者→販売店→私たちの食卓という流れになっています。今回の授業では、水産物の流通の取り組みと消費のあり方が大きく変化してきていることについて詳しくお話ししたいと思います。

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2月のオンライン講座を視聴する

12
3月【水産業はどうなっている?】

日本の水産業を取り巻く状況はとても大変なことになっています。海の環境が大きく変化して魚が獲れなくなったり、見たこともない魚が獲れたりしています。そして水産物を供給してくれる漁業者たちの数が大きく減少し高齢化が進んでいること、後継者が育っていないなど人材の面でも大変な状況です。まずはこのような水産業の状況を知ってもらいたいと思います。そして、あたらしい水産業の取り組みや水産資源をどのように守り育てているのかを詳しくお話ししたいと思います。

たけのうち なるひと先生
たけのうち なるひと先生

竹ノ内徳人(1968年/鹿児島県生まれ)

1998 年
鹿児島大学大学院連合農学研究科水産資源科学専攻(博士課程)修了
2002 年
金沢工業大学人間情報システム研究所 非常勤研究員
2004 年
愛媛大学農学部 助教授
2006 年
農林水産省 農林水産政策研究所 主任研究官(1 年間の人事交流)
2008 年
愛媛大学南予水産研究センター 准教授
2022 年
愛媛大学南予水産研究センター 特任教授 (現在に至る)